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あなたは山本富士子さんをご存知ですか?
昭和を代表するトップ映画女優の1人です。
また山本富士子さんはある大会の第1回の受賞者でもあり
さらに当時の映画俳優のあり方を自身で問題提起した重要な女優さんでもあります。
今回はそんな山本富士子さんの代表作や経歴を簡単ながらご紹介します。
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【山本富士子】さんの経歴って?

山本富士子さんは、1931年(昭和6年)大阪市生まれです。
2023年現在、お年は91歳です。
女優として1950年代から2000年代と、長きにわたり映画・演劇・テレビ等で活躍してきました。
かなりのご高齢ですので最近は出演作の情報などはありませんが、

ミス日本の第1回グランプリ受賞者!

そんな山本富士子さんのすごいことは、
現存するミスコンテストで1番古い歴史を持つ「ミス・日本」の第1回のグランプリ受賞者なんです。
なんと1950年のことです。

伝説的な人物とも会っていた山本富士子さん
1951年にはミス日本として訪米し、
ヤンキーススタジアムで今でもヤンキースの伝説的バッターであるジョー・ディマジオとマリリン・モンローに会っています。

ちなみにこの2人は1954年に結婚して、新婚旅行は日本を選びました。

山本富士子 大映に入社し映画女優へ
ミス・日本として注目を浴びて各映画会社から女優としてのオファーがありましたが、
当時は女優になる気持ちはなくすべて断っていました。
しかしお姉さんの「これからは女性も自立して仕事をする時代」との言葉を受けて決心し、
ミス・日本受賞3年後の1953年に大映に入社します。
同年に「花の講道館」でデビューすると、人気を博して看板女優へと成長していきます。

山本富士子 代表作は?
夜の河

1956年/吉村公三郎監督
京染屋に生まれ「ろうけつ染」に新開拓を広げ職人としても商売人としても成功している主人公のきわが、
妻子持ちの教授と出会い恋に落ちるが・・・。
山本富士子さん初期の代表作。相手役の教授は加山雄三の実の父親で有名な上原謙。
彼岸花

1958/小津安二郎監督
小津作品初のカラー映画。親と子の結婚感の違いを小津調でユーモラスに描いた作品。
馴染みの旅館の女将の一人娘役を、山本富士子さんが生き生きと演じています。
共演は有馬稲子、久我美子。
ちなみにこの2人は岸惠子と3人で俳優の出演作品の自由を求めて「にんじんくらぶ」を設立しました。
まさに会社に縛られていた女優という職業に、自由を求めた3人が共演しているのが見どころです。
濹東綺譚

1960年/豊田四郎監督
永井荷風の同名小説の初の映画化作品。
現在の東京都墨田区の向島にあった「玉の井」の娼婦と小説家の物語。
山本富士子さんが、最下層の娼婦という役どころにチャレンジした作品です。
山本富士子さん たった10年の映画女優

しかしこれだけ人気のあった山本富士子さんですが、
映画作品には1963年を最後に1本も出演していません。

前年の1962年に山本さんは音楽家の古賀丈晴さんと結婚します。
主婦業と女優業の両立を目指した山本さんは、
大映に出演作を減らし、他社作品の出演も会社側に提案しました。
そのときは一旦保留され、翌年に再度同じく会社に願い出ますが断られてしまいます。
ここで山本富士子さんは、フリー宣言します。
今では当たり前ですが、
当時の映画会社は五社協定などがあり俳優が勝手にフリーになることは許されることではありませんでした。
大映の当時の社長・永田雅一は激怒し、山本富士子さんは映画界から干されてしまいました。
山本富士子さん テレビに活路を求める

仕事の一切なくなった山本さんは、女優業をやめる決心をしていました。
しかし1960年代初め、映像の主役は映画からテレビに移り始めていました。
テレビ界に活路を求め成功していきます。
その後も舞台などで活躍していきますが、もしその時代に五社協定などなければもっと有名な女優さんになっていたことでしょう。
それでも自身を屈せずに、信念を貫いた生き方は素晴らしいとおもいます。
日本女優のレジェンドの1人山本富士子さんの演技をぜひ観て下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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(@byebyeamaryllis)