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みなさんは、東京の東中野という駅はご存知ですか?
東中野というぐらいなので、サブカルの聖地の一つ「中野ブロードウェイ」がある中野駅のお隣の駅です。
中央・総武線(各駅)の駅で、今では大江戸線の駅でもあります。
映画好きには「ポレポレ東中野」があることでも有名ですね。
そんな東中野駅の昔の映像が映った貴重な映画があります。
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「危険な女」ってどんな映画なの?
1959年公開の日活映画。
原作は松本清張の「地方紙を買う女」です。
主演は、なにか怪しい雰囲気を漂わせる女性を渡辺美佐子、
それを追う小説家を芦田伸介が演じています。
大滝秀治も、嫌な役柄を好演していますね。
危険な女のストーリー
ジャズの小粋な音楽に乗せた冒頭のタイトルバックから、
東中野駅と電車がホームに入線してくるシーンなど貴重な映像が満載です!
原作とは違い、駅階段下の売店で山梨の地方新聞を熱心に買う女性のシーンから始まります。
売店には「ふるさとの新聞を読みましょう」の看板があり、各地方の地方新聞が並んでいます。
このへんも今とは違い面白いですね。
東京に出てきた地方出身者にとって、故郷を思い出すには地方新聞がとても役立っていたのがわかります。
その場面に偶然立ち会った、その新聞に連載中の小説家。
なんでも女性は小説が面白くて買っているようす。
女性の読者が少ないとおもっていたので、たいそう喜ぶ小説家ですが、
売店のおやじさんいわく小説がつまらなくなったから購買をやめたとのこと。
小説家は購買していた期間にある事件の記事が載っていたことに目をつけて、この女のことを調べ出すというストーリーです。
冒頭のシーン以外にも、ちょこちょこ東中野駅の映像が出てきて今と比べるのも楽しいです。
さて肝心の結末、女性の真の目的ななんだったのか?
これはぜひ映画を観て確かめてみて下さいね。
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(@byebyeamaryllis)