大河ドラマ【べらぼう】片岡愛之助演じる『鱗形屋孫兵衛』ってどんな人だったの?

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@byebyeamaryllis

 

2025年の大河ドラマは江戸時代の版元・蔦屋重三郎を主役にした

 

べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」が放送されますね。

※大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」@berabou_nhk Xより

 

次々とキャストが発表されていますが、

 

歌舞伎役者の、片岡愛之助さんも出演されますね。

 

『真田丸』大谷吉継役、『麒麟がくる』今川義元役、『鎌倉殿の13人』北条宗時役と

 

近年の大河ドラマには欠かせない俳優さんですね。

 

いいね
確かに演技がうまい!

 

そんな片岡愛之助さんが演じるのは、鱗形屋孫兵衛という人物です。

 

江戸の版元であり、主人公の蔦屋重三郎が江戸のメディア王になっていくのに大きく関わった人なのです。

 

知っていると、さらに大河ドラマ『べらぼう』を楽しめるとおもうのでさっそく行ってみましょう!

 

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鱗形屋孫兵衛ってどんな人なの?

 

なにやら難しそうな名前の鱗形屋孫兵衛ですが、

 

読み方は、うころがたや まごべえと読みます。

 

生年月日、幼少期などの詳しいことはわかっていません。

 

孫兵衛は、明暦〜万治年間(1655〜1661年)頃に開業した書肆・地本問屋

 

鱗形屋三代目の主人でした。

 

なるほど
名前も孫兵衛なので、初代の孫にあたります。老舗の本屋さんの跡取り息子。

 

 

黄表紙を最初に販売したのも孫兵衛の鱗形屋

 

1775年に画期的な本が刊行されます。

 

恋川春町・作『金々先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)』

 

草双紙は、それまでは子供向けの絵入りの読み物でした。

 

そこに大人向けの滑稽でナンセンスな、絵入り物語が登場しました。

 

これを黄表紙と読んで人気を呼ぶことになるのですが、『金々先生栄花夢』は黄表紙の祖と呼ばれています。

 

これを刊行したのが、鱗形屋です。

 

いいね
おおすごい!日本の文学史にもかかわっているんだね〜

 

 

蔦屋重三郎とのつながりは?

 

当時の江戸でとても有力な書肆(出版・販売をする本屋)であった鱗形屋。

 

大河ドラマ『べらぼう』の主人公の蔦屋重三郎とは、どんなつながりがあるのでしょうか?

 

それは、「吉原細見(よしわらさいけん)」という本が大きく関係しています。

 

ここがポイント
蔦屋重三郎といえば吉原細見はかかせない本だよ

 

一日に千両が舞い落ちると言われた、江戸幕府公認の遊郭・吉原。

 

その吉原の案内所が吉原細見です。

 

吉原の略地図に、店の名前・店にいる遊女の名前・値段などが記載されていました。

 

 

必ず需要のある江戸のベストセラー「吉原細見」は、この当時鱗形屋が独占で出版していました。

 

駆け出しの頃の重三郎の蔦屋は吉原大門の近く、兄の経営する引手茶屋の横に小さく店を構え

 

吉原細見など鱗形屋の卸し・小売り業者として出発しています。

 

う〜ん
重三郎にとって孫兵衛は大企業のトップのような存在

 

しかし重三郎は吉原の生まれであり、養子先は吉原の引手茶屋。

 

知り合いも多く勝手知ったる吉原ですから、吉原細見の改め人、今でいうと編集者に選ばれます。

 

補足】→吉原は店の遊女の出入りが激しかったので、吉原細見は年に数回〜1回改定されたものが出版されていました。

 

最新情報で詳しい重三郎編集の吉原細見は出来が良く、出版界の地位を着実につけていきます。

 

そして1775年鱗形屋の手代が、上方の出版社が発行した本を無断で出版した罪を犯してしまいます。

 

これにより吉原細見を出版できなくなった鱗形屋に変わって、乗り出してきたのが重三郎です。

 

補足】→最初は蔦屋以外も参入したり、鱗形屋も復活したけど、最終的には蔦屋が独占販売を始めます。

 

江戸のメディア王と称される蔦屋重三郎ですが、

 

この吉原細見の独占出版はとても大きく、彼の人生の転機となりました。

 

そして鱗形屋孫兵衛ですが、一気に勢いを落として失速していきます。

 

まさに下剋上。

 

このあたりの孫兵衛と重三郎のやりとりがドラマ「べらぼう」でもえがかれるとおもいますので、

 

注目して観て下さいね。

 

では最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

元古本屋店員。40代中年。映画・漫画・アニメ・歌舞伎・落語・小説・音楽全般などが好きです。国内・国際政治や出来事を勉強しつつ、それに関連するものを紹介できたらと思っています。宅建資格挑戦中。最近父になりました。