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日大アメフト部による、悪質なタックル問題はまだまだ終わりが見えませんね。映像を見る限り、本当に危険なプレーで許される行為ではありません。
しかしもっと過激なプレー続出の映画を思い出しました。蹴る、殴る、ラリアット、相手の古傷を調べて攻撃!ユニフォームや防具もパクる。
それもそのはず、対戦は刑務所内での囚人VS看守のアメフト試合だった!
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『ロンゲストヤード』ってどんな映画?
1974年アメリカ映画
監督:ロバート・アルドリッチ
主演:バート・レイノルズ
「熱烈クルー」と呼ばれアメフトの実力人気スターだったポールは、八百長に関与した疑いでNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)を追放。
金持ちの女性のヒモになり自堕落な生活を送っていたが、女性への暴力・車の強奪及び飲酒運転・警官を暴行し刑務所へ。
そこで待ち受けていたのは、かつてのスター選手への嫉妬や八百長関与の偏見による、看守や囚人達からの執拗で陰湿なイジメの数々だった。
そんな折、所長の権限で「看守チーム」と「囚人チーム」の八百長フットボールの試合が組まれることになったのだが・・・。
主演のバート・レイノルズ演じるポールの冒頭シーン。お金で面倒を見てくれている女性に、ベットから落とす、罵声を浴びせ殴る、壁に頭を打ちつけるという暴挙に出ます。
このシーンかなり迫力があって見ていて怖くなります。
今ではこれほどの女性に対する暴力はきわど過ぎて無理かもしれません。
その後手切れ金代わりにと彼女の車を盗み(勝手すぎる!)、飲酒しながらパトカーとの壮絶なカーチェイス。
70年代はカーチェイスの傑作映画はたくさんありますが、これもその1つに入れてもいいでしょう。
ものすごいドライビングテクニック(もうレーサーや映画「ドライバー」のように逃し屋になったほうがいいんじゃないか)で警察の追跡を振り切り、証拠隠滅の為シトロエンSM・1972年式は無惨にも水没。もったいない!!!
『シトロエンSM』ってどんな車なの?
クラッシック車好きなので、ここで少しこの映画冒頭シーンに登場する「シトロエンSM」という車について解説します。
フランスの大手自動車メーカー、シトロエンが1970年〜75年まで製造した乗用車です。その当時シトロエンはイタリアのスポーツカーメーカー「マセラティ」と提携しており、マセラティ社製の2.7ℓV型6気筒エンジンが搭載されています。
SMのMはマゾではなく、マセラティのMです。じゃあSはサドじゃなくてシトロエンのSねとおもった方、シトロエンの頭文字はSではなくCです。Sはフランス語でスポール(sport)で運動という意味の頭文字をつけています。
前輪駆動で170馬力、最高速度は200km/h越えの220km/h!スピードもあり、長距離旅行にも耐えうるという実験的な乗用車でした。
そしてなんといってもこの美しいフォルム。あぁ70年代の車って本当にかっこいいです。
そんなシトロエンSMが豪快に走りまくる映像が見れるのがこの「ロンゲストヤード」です。残念なのはアメリカ輸入仕様なので、ヘッドライトが4灯式なところ。オリジナルは6灯式でこちらのほうがエセ未来感が漂っていてさらに最高なんです。
もうはっきり言って、私的にはこの映画、このシトロンエンSMのカーチェイスシーンが一番の見どころです。
っておい。これはアメフト映画だろ!そうでした、そうでした。元に戻ります。
ラストは書きませんが、ネタバレもあるので知りたくない方は観賞後に下の記事を読んで下さいね。
俺らはたしかにどうしょうもない奴らかもしれない、でも絶対に捨てられないプライドがある!
テキサス州の刑務所に収監されたポールを待ち受けていたのは、まずは看守長クナウアからの容赦のない暴行や脅迫でした。
看守長クナウアは看守チームのセミプロアメフト部のリーダーでもあるが、毎年2位。アメフト狂いの所長からもプレッシャーを受けており、是が非でも今年は優勝したいとおもっています。
そこへ元NFLのスター選手ポールが収監されてきたので(本当は所長がこの刑務所に収監されるように仕組んだんだけど)所長は、この毎年準優勝のアメフト部のコーチをしてチームを強くして欲しいと頼みます。
しかし看守長クナウアは、囚人でしかも八百長に関与した薄汚い野郎に教えをこうなんてのは死んでもプライドが許さないので、コーチを頼まれても絶対に断れとポールを脅迫します。
言われた通り所長にコーチの依頼を断るのですが、クナウアからいわれのない暴行を受けるポール。「望み通り断っただろ!」しかし無言でボコボコ。断ろうが受けようが結局殴られる。理不尽だな〜。
沼地での過酷な労働や、さらに黒人と手錠させられての作業とこの辺の陰湿ないじめは見ていて辛くなります。特に黒人への偏見は70年代でも、いや今でも特定の場所では続いているのですが、この映画でも目を覆いたくなるシーンがいくつかあります。
この映画は差別や偏見への戦いというのが一番のテーマになっています。
しかしこの過酷な作業を共にすることによって、次第に囚人たちと心を通わせていくポール。この辺はポール・ニューマン主演の傑作刑務所映画「暴力脱獄」に影響を受けているとおもいます。
殴り合いが始まり、殴りあっている途中でお互いに笑いだし、お前もやるな〜、いやお前もな〜、そして仲良くなる的なお決まりのシーンもあります(笑)
諦めきれない所長はポールを中心に囚人達でチームを作らせ、看守チームと八百長試合をさせて自信をつけさせようと計画します。
熱烈クルーことポールは、練習する内にしだいに絆で結ばれる囚人たちと、熱く戦う看守長クナウアたちとの間に芽生える不思議な男同士の愛憎を含む友情、すべてを権力で握り彼の人生(刑期を長くするも短くするも彼次第)をいとも簡単に左右できる所長。
この三つどもえの状況に心が揺れ動きながら、試合が進んでいきます。
そして最後にポールが導きだした、自分自信の人生のタッチダウンとはどんな結末だったのか。
ぜひご自身で見て確かめて見て下さいね。
最後にこの映画を彩る個性豊かな俳優陣を紹介します
・ヘイズン刑務所長:エディ・アルバート この映画の一番嫌な奴、最後はこの所長への反抗へとみんなが集結して行きます。エディ・アルバートが本当に権力を傘にしたムカつく所長を好演しています。この所長が嫌なやつほど話は盛り上がりますから、彼抜きにはこの映画は考えられません。一番の有名な役は「ローマの休日」のカメラマン役というと思い出す方もいるでしょう。このカメラマン役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている名脇役です。
・クナウア看守長:エド・ローター 彼も本当にこの映画で好演していましたね。この作品のベストアクターだとおもいます。規律を重んじ、囚人達には暴力も辞さないプライドの高い看守長役。ラストは試合で本気でぶつかり合ううちに、囚人やクルーにも気持ちが動き、絶対服従だった所長に反発します。それをラストのシーンで実にうまく表現しています。
・便利屋:ジム・ハンプトン 刑務所の中なのに、彼に頼むと何でも手に入れてくれる便利屋。ポールを何かと気にかけてくれるいい奴。便器の中に酒を隠している。しかし同じ囚人に裏切られて非業の最後を遂げる。涙。
・サムソン:リチャード・キール 大男の囚人役を怪優リチャード・キールが演じています。もう見た目だけで持って行かれるインパクト。007シリーズのジョーズ役で有名な俳優です。
・ポール・クルー:バート・レイノルズ この映画の主人公。乱暴ものだか、過去に影がる元花形アメフトプレーヤーを好演。胸毛がたくましく70年代までの男らしい俳優の代表格。彼自身アメリカンフットボールの経験者なので、プレーがとてもリアルなのもこの映画の見どころの一つ。膝を怪我して諦めて俳優を志したので、それがなければNFLのスター選手になっていたかもしれません。
・秘書:バーナデット・
・放火魔アンガー:チャールズ・タイナー 目がいってしまっている神経質な異常者。こいつのせいで便利屋が死に、密告した所長には使い捨てにされる良い所が一つもない嫌なやつを、俳優チャールズ・タイナーが好演しています。こういつ人が一番怖い!
・ネイト・スカボロ:マイケル・コンラッド 元プロフットボーラーで、ポールと意気投合しコーチ役を勤める頼もしい相棒。すごい余談なのですが、ネットでマイケル・コンラッドを画像検索するとマイケル・ジャクソンの専属医コンラッド・マレーの写真がたくさん出てきて困ります。
・終身刑ポップ:ジョン・ステッドマン ヘイズン所長を殴ってしまい、終身刑の身の上だがポールにも最初から優しくしてくれるおじいさん。ポールも試合中にヘイズン所長に「お前も終身刑になりたいか」と脅され、わざと試合に負けようとするときに、ポップと目が合い言葉を交わす場面はこの映画のハイライト。「ヘイズン所長を殴って終身刑になったことに価値はあったかい?」「あぁ、後悔はちっともしてないよ」ここから男の尊厳を賭けた大逆転劇が始まる、胸の熱くなる最高のシーン。
いやー、やっぱりこの映画キャラが濃い人が多く、そこがなんとなく見てしまう要因になっています。
あと試合は反則しまくりですので、そこも楽しんで下さい。もちろんフィクションならいいですけど、本当にやってしまったらダメですね。さらにそれを監督とコーチが命令していたとなると、ひどい話です。
あっ、この映画ではコーチがどうやったら反則して相手を痛めつけるかをレクチャーするシーンがありますよ(笑)フィクションですから、フィクションだよね・・・。
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(@byebyeamaryllis)