
今回は【おしゃれな映画】をあなたへ【おすすめ】厳選38作品を紹介中!【随時更新】の記事となります。
たくさんのサイトからのご訪問ありがとうございます!

みなさんは映画を見ているときに「いいなー、素敵だなー」というシーンは、自分の生活スタイルに取り入れることはありますか?
今回はファッションやインテリア美術の、とてもおしゃれな映画をご紹介します。ちょっとマニアックな作品も選出していますので、これを見ておけばおしゃれの参考にもなりますし、飲み会などで好きな映画で挙げると「おー、映画通だなー」と思われますよ!
もちろん定番作品もたくさん選んでいますので、あなたのお気に入りもあるかもしれません。
この中で何本の作品を見たことがありますか?
では、さっそく行ってみましょうか!
■目次
- 1.「プレイタイム」
- 2.「ロバと王女」
- 3.「黄金の七人」 「続黄金の七人レインボー大作戦」
- 4.「ぼくのバラ色の人生」
- 5.「さらば青春の光」
- 6.「天才マックスの世界」
- 7.「地下鉄のザジ」
- 8.「スローガン」
- 9.「ナック」
- 10.「セリーヌとジュリーは舟でゆく」
- 11.「(500)日のサマー」
- 12.「8人の女たち」
- 13.「her/世界でひとつの彼女」
- 14.「おませなツインキー」
- 15.「ジョアンナ」
- 16.「唇からナイフ」
- 17.「欲望」
- 18.「ボーイフレンド」
- 19.「ひなぎく」
- 20.「アメリカの影」
- 21.「パーマネント・バケーション」
- 22.「恋する惑星」
- 23.「冒険者たち」
- 24.「麗しのサブリナ」
- 25.「ゴーストワールド」
- 26.「アニー・ホール」
- 27.「ロバータ」
- 28.「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
- 29.「サムライ」
- 30.「気狂いピエロ」
- 31.「ストップ・メイキング・センス」
- 32.「グッバイ、レーニン!」
- 33.「バッファロー’66」
- 34.「月曜日のユカ」
- 35.「100発100中 黄金の眼」
- 36.「殺しの烙印」
- 37.「パルプ・フィクション」
- 38.「アメリ」
1.「プレイタイム」

1967年のフランス映画。監督は「ぼくの伯父さん」で有名な、ジャック・タチです。
彼の美術センスが最も活かさせている、おしゃれ感満載の映画です。服装から、小道具まですべての物がおしゃれでスタイリッシュです。この時代にこのセンス!恐るべしジャック・タチ。
古くささはまったくなく、むしろ今よりかっこいい!
またモダニズム建築、近代合理造形、ル・コルビュジェ、バウハウス好きや美術・デザイナーを目指している学生の方にもおすすめです。ぜひ見て下さいね!
2.「ロバと王女」

1970年のフランス映画。監督は「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」のジャック・ドゥミ。
「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」は、おしゃれ映画の代名詞でもちろん必見です。しかしリバイバル公開などもあり、見ている方も多いでしょう。ここは少し映画通と呼ばれる為に「ロバと王女」も押さえておきましょう。
童話が原作ですので夢のような鮮やかな色彩が鮮やかです。ジャック・ドゥミ監督との相性抜群の美しいカトリーヌ・ドヌーブが主演と見所がたくさんのおしゃれ映画です。
もちろんジャック・ドゥミ代表作の2本も最高におしゃれです。
・シェルブールの雨傘

1964年公開。カトリーヌ・ドヌーヴ主演の大傑作ミュージカル映画。ミッシェル・ルグランの音楽も最高!カラーコーディネイトはのちの映画に多大なる影響を与えました。
・ロシュフォールの恋人たち

1967年公開。カトリーヌ・ドヌーヴ、実の姉であるフランソワーズ・ドルレアックの唯一の姉妹共演作。25歳の若さで事故死してしまったのが本当に惜しまれます。
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーン主演の「ラ・ラ・ランド」はこの2本の映画にかなりの影響を受けているのは有名な話ですね。おしゃれな映像好きの方にはぜひ見てほしい作品です。
3.「黄金の七人」 「続黄金の七人レインボー大作戦」

1965年のイタリア映画。監督マルコ・ヴィカリオ。
七人の金庫泥棒のお話です。スタイリッシュで奇抜な泥棒たちは最高におしゃれ。おしゃれな泥棒と聞いて「ルパン三世」を思い出した方は、さすがです。この映画はルパン三世のアニメ最初のシリーズ(ルパンの背広が緑色)に影響を与えた1本です。またロッサナ・ポデスタ演じる、紅一点の女泥棒は峰不二子の元ネタの1つと言われています。
その後日談の続黄金の七人と続けて見るとさらに面白いですよ。また音楽は、クラブDJには入門編の超名曲です!知らず知らずに聞いているかも!?気に入ったらサントラも買いですね。
4.「ぼくのバラ色の人生」

1997年のフランス・ベルギー・イギリス合作映画。監督アラン・ベルリネール。
主人公のリュドヴィクは身体は男の子ですが、心は女の子です。
最近よく話題となるトランスジェンダー・性同一性障害のお話です。自分の心のままに行動するリュドヴィクと、それが理解できない大人達の葛藤と家族愛を描いています。とても感動的で、性とは何かを考えさせられる隠れた名作です。
そしてこの主人公のリュドヴィクが、とても可愛くてキュートでおしゃれなんです。お家のインテリアもとてもいい感じで、一時停止して見てしまう!
子どもを持つ親御さんにもぜひ見てほしい一本です。
5.「さらば青春の光」

1979年のイギリス映画。監督はフランク・ロッダム。
イギリスの伝説的ロックバンドThe Who。彼らの「四重人格」というロックオベラを原作とした、モッズVSロッカーズの抗争を描いた映画です。
60年代に「スウィンギング・ロンドン」というロンドンで流行し、世界的なムーブメントになったおしゃれなファッションを身にまとい、カスタムバイクに乗った若者たちがたくさん出てきます。
話の内容は意外と暗いのですが、モッズスーツやミラーがたくさんついたスクーターなど、最高にかっこいいです。日本でもこの映画をバイブルのようにあがめている人が今だに生み出されています。
若い頃のミュージシャンのスティングも出演しているのも、音楽ファンには見所です。
6.「天才マックスの世界」

1998年のアメリカ映画。監督は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン。
今や熱狂的なファンが多い、ウェス・アンダーソン監督の長編2作目の作品です。
主人公のマックスは学生で頭も良く、運動神経も抜群なのですが、19のクラブを掛け持ちして落第を続けるというちょっと変わった男の子です。彼が巻き起こす学園コメディー映画で、ホロリともさせられます。
最近のアンダーソン監督の美術ほど洗練はされていませんが、この映画は彼の原点とも言うべき、おしゃれな映像にあふれています。最近アンダーソン作品を好きになった方も、これは押さえておきましょう!
もちろんこの代表作2本も最高におしゃれ
・ロイヤル・テネンバウムズ

2001年公開。天才であるがゆえに世間と折り合いがつかない兄弟たちと家族の苦悩と優しさに溢れた傑作。
J.D.サリンジャー的文学世界に、ちょとズレたおしゃれな感覚を取り入れ、公開時はもちろん今も新たなファンを生み出している作品。
※見放題作品ではないのですが、プレゼントされるポイントで視聴可能です。
・グランド・ブダペスト・ホテル

2014年公開。
7.「地下鉄のザジ」

1960年フランス映画。監督はルイ・マル。
地下鉄に乗ることを楽しみにパリに来た10歳の女の子ザジ。ところが地下鉄はストライキ中で、パリの街中をザジが走り回るドタバタコメディです。
60年代初頭のパリの街並を見ているだけで、おしゃれな気分になれる最高の一本。のちのフランスヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波という意味のフランスで起こった映画運動、同じ時期に世界各地で起こった映画革命)にも多大な影響を与えた歴史的な作品です。
ゴダール好きにもおススメです。
8.「スローガン」

1968年フランス映画。監督はピエール・グランプラ。
セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンはこの映画で本当に恋に落ち結婚しました。その子供がシャルロット・ゲンズブールですね。
とにかくジェーン・バーキンのおしゃれ度が素晴らしいです。
9.「ナック」

1965年イギリス映画。監督はビートルズ映画で有名なリチャード・レスター。
ジェーン・バーキン、シャーロット・ランプリング、ジャクリーン・ビセットという、大女優3人がこの作品でデビューしたものすごい映画です。しかし3人とも端役ですけどね。
こちらも、モッズファッションからバイクまで、すべてのシーンがおしゃれでかっこいいです。
時代はおしゃれの最高峰60年代の「スウィンギング・ロンドン」!
10.「セリーヌとジュリーは舟でゆく」

1974年フランス映画。監督はジャック・リベット。
かなりストーリーは支離滅裂ですが、映像のほうはかなりおしゃれです。
なんだかよくわからないけど、面白いという不思議な映画です。
あまり考えずに、プロモーションビデオのようにBGMとして映像を流しておくとかなりおしゃれです。
11.「(500)日のサマー」

2009年アメリカ映画。監督はマーク・ウェブ。
主人公のトムは、おしゃれで音楽の趣味などにこだわっているのだけど、うまく女の子と付き合うことができない青年。ある日職場にサマーという女の子が入ってきて、彼女にひと目惚れしてしまいます。
ただのロマンス映画かとおもってると、とても現実的な、大人のちょっとせつない成長の物語。身に覚えがある男子にはつらく、それを見透かしていた女性たちには共感の嵐で、公開後も口コミなどで人気のある作品です。
トムとサマーの心のすれ違いが伏線のように張り巡らされている構成も素晴らしく、何度見ても発見があって面白いです。
全編に渡って映像はおしゃれ感満載ですが、トムがおしゃれにしているけど、中身がスカスカ感を出す為に小物などをおしゃれにしているような映画です。
要は人間中身ですね。でも最後の落ちは・・・。そうきたかという感じです。
まあとにかく見て下さい。楽しくて、つらくて、面白い映画ですよ。
12.「8人の女たち」

2002年フランス映画。監督はフランソワ・オゾン。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ダニエル・ダリュー、イザベル・ユペール、エマニュエル・べアールなどフランスを代表する8人の女優が歌って踊るサスペンス密室劇!
パスカリーヌ・シャヴァンヌが、担当した衣装がもう最高です。
8人の年齢の違う女優がポップでビビッドな服を着こなしているのですが、もうおしゃれの教科書のような作品です。
個人的にはリュディヴィーヌ・サニエが踊るシーンが、可愛くて可愛くて悶絶です。
13.「her/世界でひとつの彼女」

2013年アメリカ映画。監督は「マルコヴィッチの穴」などのスパイク・ジョーンズ。
主演はリバー・フェニックスの弟という肩書きより、「ジョーカー」でアカデミー主演男優賞受賞で名実共にスターになったホアキン・フェニックス。
主人公は、誰かの想いを本人に変わって書く代筆ライター。妻と離婚していて傷心中の彼は、サマンサという人工知能の女性と出会い本当に恋をしてしまう。
なんとも悲しくも美しい作品で大好きです。
近未来のロサンゼルスはとにかくポップでおしゃれな街になっていて、美術もみどころです。
サマンサの声はスカーレット・ヨハンソン、別れた妻役のルーニー・マーラはこの映画でホアキンと私生活では恋人同士になりました。
14.「おませなツインキー」

1969年イタリア・イギリス合作映画。
主演は「わらの犬」「ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー」のスーザン・ジョージ。
「大脱走」「荒野の七人」のチャールズ・ブロンソン。
好奇心旺盛な16歳の少女ツインキーが、チャールズ・ブロンソン演じる官能小説家のおっさんと同棲するという今見るとぶっとんだ内容のラブロマンス映画です。
とにかく、ツインキー役のスーザン・ジョージの服装がめちゃくちゃ可愛いくておしゃれ!
イギリスのハイスクールの制服は、ブレザーにネクタイにミニスカート、さらに紺と黄色の縞模様のマフラーにエンプレム入りのベレー帽。靴下は白のハイソックスに黒の革靴と制服好きにも見てもらいたい!
古めかしい素敵な自転車に乗って、同じ制服の女学生とたくさんで登校するシーンは、今見ても本当におしゃれです。普段着もコートやブーツの着こなしが70年代で最高にかっこいいです。
内容の方は「おいおい!」と突込みどころが結構ありますが、そこは目をつぶって(私は大好きですが!)全体的におしゃれな映画で楽しめますよ!
DVDは廃盤のようなので、中古かレンタルなどで探してみて下さいね。
15.「ジョアンナ」

1968年イギリス映画。監督は俳優シンガーソングライターとしても活躍した、マイケル・サーン。
主演 ジュヌビエーブ・ウエイト。
19歳のジョアンナはロンドン王立美術学校に通う生徒。
この時代の自由なロンドンの思想や人々に触れ、自分の生き方を模索していく。
とにかくこの映画は60年中盤から後半に起きたファンションを中心とした世界的ムーブメントの
「スウィンギング・ロンドン」の空気に触れられるところです。
今でもこの時代に青春期を過ごしたかったという「おしゃれさん」がたくさんいるぐらいに、当時のロンドンは濃厚な場所だったのです。
16.「唇からナイフ」

1966年イギリス映画。監督ジョセフ・ロージー。
主演 モニカ・ヴィッティ、テレンス・スタンプ、ダーク・ボガード。
ピーター・オドンネルのイギリスのタブロイド新聞連載の人気漫画「モデスティ・ブレィズ」が原作。
007シリーズの大ヒットにより、数々のスパイ映画が制作されたうちの女スパイ探偵もの。時代はやはり「スウィンギング・ロンドン」でおしゃれでサイケデリック!
幾何学模様のオプ・アート(ギザギザやシマシマの目がチカチカするやつです)なども取り入れた美術にも注目して見てくださいね。
まあこの頃のスパイ映画って小道具からなにから全部おしゃれですね。内容はうーん、まあおしゃれだからいいか!
17.「欲望」

1967年イギリス・イタリア合作映画。
監督 ミケランジェロ・アントニオーニ。先ほど紹介した「唇からナイフ」のモニカ・ヴィッティと公私に渡るパートナーでしたが、のちに別れました。
またまた時代は「スウィンギング・ロンドン」です。
人気ファッションカメラマンの主人公が、公園で撮った写真が元で起こる不条理サスペンス映画。
キラキラとしたおしゃれではないのですが、センス溢れる映像でカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した傑作です。
おしゃれな人の家にはよくこの映画のポスターが貼ってありましたね。これ貼っとけば、とりあえずおしゃれでしょみたいな感じでした(笑)
またジェフ・ベックとジミー・ペイジがツインギター当時の「ヤードバーズ」がライブシーンに出演しており、そこもロックファンは注目です!
18.「ボーイフレンド」

1972年イギリス映画。監督は奇才ケン・ラッセル。
主演はまたまた「スウィンギング・ロンドン」の象徴で、日本でのミニスカートブームのきっかけにもなったモデルの「ツイッギー」。日本のCMにも当時たくさん出演していました。
ツイッギーは「小枝」の意味で、彼女のスリムな体型から名付けられた愛称です。森永のお菓子「小枝」は彼女の名前からつけられたらしいです。
そんな彼女が女優に初挑戦した作品で、ケン・ラッセルらしからぬポップで可愛いおしゃれな映画になっています。
19.「ひなぎく」

1966年チェコ映画。監督 ヴェラ・ヒティロヴァ。
内容は支離滅裂な実験映画のような作品。
しかし、この映画のおしゃれ度満載の映像で、今でも世界中のファンを生み出しているカルト映画です。
日本でも根強い人気で、何度もリバイバル公開されています。
この頃はフランスの「ヌーヴェルヴァーグ」を中心として、世界各地で今までの既成概念を打ち壊す映画が次々と誕生しました。
この作品もその一本で「チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ」の代表作と呼ばれています。
20.「アメリカの影」

1959年アメリカ映画。監督は「ローズマリーの赤ちゃん」などで俳優としても有名なジョン・カサヴェテス。
この映画はクールなおしゃれです。モノクロの映像にヒリヒリするような60年代前夜のニューヨークが映しだされています。
台本はとくになく、俳優陣もほぼ無名、オールロケで演技は即興で演じています。
音楽はジャズのチャールズ・ミンガス。
実験的な映画撮影方法で、アメリカインディペンデントの父と称され、この映画を見た黒澤明もお気に入りの一本となった伝説的映画です。
21.「パーマネント・バケーション」

1981年アメリカ映画。80年代のおしゃれ映画といえば、ジム・ジャームッシュ監督作品。
彼のデビュー作にして、ジョン・カサベテスや小津安二郎に影響を受けたというヒリヒリとしたオフビートな空気感が最高にかっこいい。
日本でもロードショー公開の大型映画館だけでなく、都内の単館系映画を増大するのに多大なる影響を与えた1本。
22.「恋する惑星」

1994年香港映画。
それまでは男くさい映画が多かった香港映画に、おしゃれを感覚を持ち込んだウォン・カーウァイ監督の大ヒット作!
普通のOLが仕事帰りに、香港映画を観に行くなど、とくにかくこの映画の衝撃度は当時計り知れなかった!
今観てみ、映像も音楽も最高におしゃれだ!
23.「冒険者たち」

1967年フランス映画。
主演はアラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ、ジョアンナ・シムカスの3人。監督はロベール・アンリコ。
特にものすごく着飾るわけではないのですが、普段着がとってもおしゃれなんです。
さっと、そのへんの服を着ておしゃれって一番難しいですよね。
映画自体も大傑作!ヒロインのジョアンナ・シムカスは黒人男優の先駆者的存在のシドニー・ポワチエと結婚して引退します。彼女の美しさが焼きつけられた一本でもあります。
24.「麗しのサブリナ」

1954年アメリカ映画。監督は、巨匠ビリー・ワイルダー。
もうこの映画の一番の目玉はオードリー・ヘップバーンの「サブリナパンツ」でしょう。
こちらのデザインはヘップバーン映画の衣装で有名な「ジバンシィ」ではなく、数々の名作の衣装を手掛けたイーデス・ヘッド。あの「ローマの休日」の衣装も担当しています。
でもジバンシィの純白の「サブリナドレス」も有名で美しいですよね。
これは映画の為に作られたものではなくて、ジバンシィの既製品をヘップバーンが自ら選んだものなんです。
審美眼もするどく、またグラマーな体型ではない女優がファンションで世界の認識を変えた歴史的作品です。
2018年に死去したジバンシィとヘップバーンはこの映画のあと、作品衣装やプライベートでも親交を深めていきます。
25.「ゴーストワールド」

2001年アメリカ映画。
ソーラ・バーチとスカーレット・ヨハンソン主演の無気力青春映画の傑作。
原作はオルタナティブ・コミックスを世間に知らしめたダニエル・クロウズの漫画で、この映画の共同脚本でも参加しています。
服装も独創的で、ダサかっこいい。今だに支持され続けるバイブル的1本。
26.「アニー・ホール」

1977年アメリカ映画。
見た目は全然かっこよくないのに「おしゃれ」の代表格といえば、ウディ・アレン。
ウディの衣装は今のモードにも当てはまる、文学的な香り漂う服のセンス。
ダイアン・キートンのラルフローレンのシャツに長いネクタイとベスト、太いズボンや大きめのブレザーは「アニー・ホール・ルック」としてアメリカや日本でも流行りましたし、少しアレンジを加えれば今でも通用するファッションです。
27.「ロバータ」

1935年アメリカ映画。
主演はハリウッド史上一番のダンスコンビ、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース。
この映画はフレッド・アステアの名作には入ってきませんが、衣裳店ロバータが舞台なので、次から次へと豪華な衣装が出てきます。
パリコレとかデザイナー好きな人にはおすすめです。
フレッド・アステアの衣装は、大人気漫画「鬼滅の刃」にも影響していた?なんて記事も書いたことがあります↓
関連記事 【鬼滅の刃】鬼舞辻のモデルは『マイケル・ジャクソン』さらにその元ネタって何だか知ってる?
28.「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」

1998年イギリス映画。
犯罪映画だけど、映像が凝っていておしゃれ度満載だし、脚本も凝っていて作品としても一流の出来です。
音楽も最高でノリノリで観れちゃいます。マドンナの元旦那ガイ・リッチー監督の出世作でもあります。
29.「サムライ」

1967年フランス映画。
ジャン=ピエール・メルヴィル監督の傑作フィルム・ノワール。なんてったってタイトルがサムライですからね。インパクト大です。
ダンディに決めたければ、トレンチ・コートにソフト帽姿のアラン・ドロンの着こなしを目指すべしです。
日本で着ていると浮いてしまうかもしれませんが・・・。
30.「気狂いピエロ」

1965年フランス・イタリア合作映画。
監督はフランスヌーヴェル・ヴァーグを代表するジャン=リュック・ゴダール。
アンナ・カリーナとジャン=ポール・ベルモンド主演のおしゃれだけど難解な作品。理解するというよりは、感覚に委ねたほうが気持ちいいかもしれません。
見ずには死ねない最高作品!
31.「ストップ・メイキング・センス」

1984年アメリカ映画。
「羊たちの沈黙」で有名なジョナサン・デミ監督作品。ニューヨークを中心に活躍していたバンド「トーキング・ヘッズ」のライブドキュメンタリー映画。
トーキング・ヘッズのメンバーは、アメリカで最高の美術大学ロードアイランド・スクール・オブ・デザインの学生で結成されただけあってライブもかなり個性的で好き嫌いは別れるところですが、私は大好きです。
ライブの後半にボーカルのデヴィッド・バーンが着こなす肩幅広く太もも極太ダブダブの背広は超有名ですが、これはおしゃれなのか?アートなのか?ぜひ観て確かめて下さい。
シンプルでかっこいいタイトル文字は、映画のタイトルバックの天才パブロ・フェロの仕事。
32.「グッバイ、レーニン!」

2003年ドイツ映画。
ベルリンの壁崩壊による東西ドイツ統一により巻き起こるドタバタを、コメディータッチで描きながら最後は泣ける傑作。
閉鎖された社会主義国家の、ちょっと古びたデザインの街中や小物がなんとも味わい深くおしゃれな色使いで楽しい。
音楽は「アメリ」で有名なヤン・ティルセン。
33.「バッファロー’66」

1998年アメリカ映画。
監督・脚本・主演・音楽をヴィンセント・ギャロ。
相手の恋人役をクリスティーナ・リッチが演じて、映画史上に残るいかしたカップルが誕生しました。
音楽・映像ともに最高にかっこいい!
34.「月曜日のユカ」

1964年日本映画。
ここらで少し邦画のおすすめのおしゃれ映画も載せましょう。
監督は石原裕次郎の代表作「狂った果実」の中平康。脚本は高橋洋子主演「旅の重さ」の斎藤耕一と「北の国から」の倉本聰の共同脚本。
こちらはもう主演の加賀まりこのコケティッシュな可愛さ全開なところが最大の見どころです。
加賀まりこさんの当時住んでいたマンションの記事も書いたことがあります↓
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35.「100発100中 黄金の眼」

1968年日本映画。
主演は、日本人離れした容姿の宝田明と前田美波里コンビ。
007などの映画に影響された、和製スパイものでなかなかのおしゃれぶりです。
36.「殺しの烙印」

1967年日本映画。
監督は鈴木清順、主演は宍戸錠、真理アンヌ。
殺し屋がランキングされた世界のアイデアは脚本の中心を担った「ルパン三世」などの大和屋竺。
あまりのシュールな世界観に、日活は激怒して鈴木清順を一方的に解雇し裁判までに発展した問題作。国際的に評価が昔から高く、カルト映画としても有名です。
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37.「パルプ・フィクション」

1994年アメリカ映画。
クエンティン・タランティーノ監督の、映画史の流れを変えるほどの傑作。
当時この映画の衝撃は凄まじいものがありましたが、おしゃれ映画としても点数高いですね。
ジョン・トラボルタとユマ・サーマンのダンスシーンは最高!
38.「アメリ」

2001年フランス映画。
監督は「デリカテッセン」などのジャン=ピエール・ジュネ。
主演はこの映画で一躍国際女優になった、オドレイ・トトゥ。
2000年代のおしゃれ映画の大定番。日本の配給会社アルバトスは当初「B級カルト映画」だとおもって購入したら、大ヒットしてしまったという逸話も有名です。

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