【美しの首】感想・考察 婆さまの夢物語?近藤ようこの時代物漫画を読む




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今回は「近藤ようこ」さんの漫画作品の中から「美しの首」をご紹介します。

美しの首

それではさっそく基本情報から行ってみましょう!

 

「美しの首」の作者って誰なの?

 

「美しの首」の作者は近藤ようこさんです。

1957年生まれ、新潟県出身の漫画家です。高校時代には「うる星やつら」などの作品でお馴染みの高橋留美子と漫画研究会を設立し部長・副部長の間柄でした。豪華すぎる!

1979年大学在学中に漫画雑誌「ガロ」にてデビューしました。ガロ時代には先輩漫画家のやまだ紫の作品に杉浦日向子とアシスタントをしていて、やまだ・杉浦・近藤の3名は「ガロ三人娘」と呼ばれたこともありました。個人的に最強の三人娘だ!

 

「美しの首」ってどこで読めるの?

 

1986年の作品です。24ページの短編です。

短編をまとめた作品集「美しの首」で読むことが可能です。何度か単行本化されていますが、現在はビームコミックス版ならば新品で手に入ります。

このコミックスには他にも近藤ようこさんの80年代の時代もの「雨は降るとも」「安寿と厨子王」「玉鬘」も収録されています。

割と読みやすく、近藤ようこさんの時代もの初心者の方にもおすすめの作品集となっています。

 

「美しの首」考察・解説ポイント

 

近藤ようこさんの作品は現代ものもありますが、中世から江戸時代までの時代ものも有名です。

若い人などで時代背景を知らないと、いまいち作品にのめり込めない、意味がわからない方もいるかもしれませんので簡単に解説したいとおもいます。

まだ読んだことがない方は、作品読後に目を通して下さいね。

元和元年っていつなの?

物語の時代は元和元年です。元和は、「げんな」と読みます。西暦ですと1615年です。

この年は日本の歴史史上に残る大きな出来事がありました。大阪夏の陣です。これにより豊臣氏は滅亡して徳川家に対抗するものはいなくなり、徳川幕府は盤石なものとなりました。それは1867年まで250年以上続くことになります。

ですのでこの物語の主人公は、大阪夏の陣で敗れた豊臣方の召使いという設定です。なので家に帰ってきても迫害されているのですね。

なぜ首がたくさんあるの?

戦国時代は弱肉強食ですので出世するには、とにかく敵を倒せばいいわけですよね。とりわけ身分の上の人間を打ち取れば一気に出世できる可能性が高まります。

ではどうやってそれを証明するか。そう、首を切って持ち帰るのです。戦国時代では日本刀は実は闘う道具というよりも、首を切り落とす為に使用したほうが多かったという説もあります。

天守閣に持ち帰った敵将などの首は、汚れを落とし、髪をとかし、化粧を施し綺麗にします。そして誰が誰を打ち取ったかを首札をかけて明確にしました。

その後「首実検(くびじっけん)」という、本当にその首が身分の高い武将かをあらためて検証します。この首実検はよく歌舞伎などにも出てきますのでおぼえておくとよいですよ。

ですので、主人公が恋をした美しの首は、たぶん身分の高い徳川側の武将だとおもわれます。

僧侶はいい人なの?なんだか怪しいけど?

戦国時代には僧侶の名を語る怪しい人物が多かったとおもわれます。いわゆる生臭坊主というやつです。

しかし戦国時代は正当な僧侶も武器を持って戦う集団がいたりと、今のお坊さんとはイメージがまったく違うものだということを頭に入れておきましょう。

この僧侶は怪しい香りで主人公を眠らせて、どうやらいけないことをしていますね。秘術を使うので密教系の僧侶かもしれません。しかし首はくっつき生き返ってしまいます。

これは夢?婆さまのおとぎ話?

最後のオチは主人公が年老いて孫たちに、このお話をしているところで終わります。孫たちからは「嘘だ~」と言われるのですが、本当のところは誰にもわかりません。

僧侶の怪しい香りで見た幻想か、完全な作り話なのか、ただ豊臣方の召使いだったことから迫害されていた彼女も長い人生を経て、孫がいることである程度平和な世の中になったのだという気がします。

ちょっと深読みすると、孫のいる主人公は僧侶といけないことをしてしまったので、のちに生んだ子供は僧侶の子?なんておもったりもしました。

みなさんはどう考えましたか?ぜひ読んでない方は一読してみて下さいね。

 

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(2019年8月現在の情報ですので、時間が経過している場合は最新の情報を参考にして下さい)
 

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では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

またお会いできることを楽しみにしています。よい漫画ライフを!

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ABOUTこの記事をかいた人

元古本屋店員。40代中年。映画・漫画・アニメ・歌舞伎・落語・小説・音楽全般などが好きです。国内・国際政治や出来事を勉強しつつ、それに関連するものを紹介できたらと思っています。宅建資格挑戦中。最近父になりました。