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打つべし!打つべし!打つべし!
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今回は、あの伝説的漫画「あしたのジョー」の作画(原作は高森朝雄)を描いたことで有名な「ちばてつや」先生の18年ぶりの連載漫画「ひねもすのたり日記」を紹介します。
あの「ちば先生」が新作を描いてくれたとなれば、もうこれは漫画ファンなら黙って購入し、家宝にしなければならないほどのものですね。
内容は現在のお年をめした「ちば先生」と、戦争を体験した子供の頃の「ちば少年」の話が交互に構成されていて、壮絶な戦争体験には涙なくしては読めませんでした。
たくさんの方に読んでもらいたい素晴しい漫画なので、ぜひこれを機会に手にとってみて下さいね。
では、基本情報から行ってみましょう!
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「ひねもすのたり日記」の作者って誰なの?
漫画界のレジェンドなので、説明する必要もないかなとおもったのですが、連載が18年ぶりということは若い方のなかにはよく知らない方もいるかもしれません。
作者は「ちばてつや」さんです。
1939年東京都生まれ。
生後まもなく満州国に渡る。4人兄弟の長男。のちに兄弟4人とも漫画界に関わることになります。
代表作は「紫電改のタカ」「ちかいの魔球」「あした天気になあれ」「ハリスの旋風」「のたり松太郎」など多数。
これらの作品を知らなくても、みなさんも絶対に知っている代表作といえば、
「あしたのジョー」です!
「ちば先生」は作画でクレジットされていて、原作は高森朝雄(梶原一騎の別名義)になっていますが、
かなりの部分のストーリーにも「ちばてつや」さんが関わっています。
あの漫画界に残る燦然たる名ラストシーンも、梶原一騎の元々の原作を変えて、ちば先生が考えて描いたものです。
すごすぎる!!!まさに漫画界のレジェンド。日本の宝。
「ひねもすのたり日記」ってどこで読めるの?
「ビッグコミック」誌上にて2016年より連載中です。
2023年1月現在、単行本は5巻まで既刊されています。
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雑誌巻末でカラー4ページなのでなかなか単行本は発売されませんが、
お元気であるかぎりずっと描き続けてほしいです。
「ひねもすのたリ日記」のストーリー
歳をとった「ちば先生」の日常のちょっとした面白いエピソードがオールカラー4Pで描かれています。
くすっと笑えて優しい気持ちになる、自伝漫画となっています。
しかしその間に入ってくるエピソードは、満州(現中国)で終戦を迎え、引き揚げ船で日本に帰るまでの壮絶な1年。
今の平和でなんでもない日常も、あの壮絶な戦争の日々と地続きなのだと言われているようで、考え深い内容になっています。
「ひねもすのたり日記」5つの「ハッとしてGOOD!」おすすめポイント
5つの「ハッとしてGOOD!」とは、当サイトの管理者ポーが「独断」と「偏見」と「心強さ」を発揮して、
「ひねもすのたり日記」の好きなポイントを5つ挙げて、みなさんにこの作品をおすすめするコーナーです。
ネタバレしてしまう箇所もあるので、知りたくない方は作品を読んでから、目を通して下さいね。
今の「ちばてつや」先生が知れるところが1GOOD!
病院に行って、数々の失敗をするエピソード。
「たまには体を動かしなさい」と奥さんに尻をたたかれジョギングしたはいいものの迷子。
大学の帰りの電車の席で怖い人に挟まれてしまう、などなど。
なんだか、とぼけたおじいちゃんみたいで爆笑エピソードが満載です。
やはり「ちば先生」というと、こわもてで知られた原作者・梶原一騎に一歩も引かなかったエピソードが有名なので、強く一本筋が通った人というイメージが強よかったです。
こういう普通の話は「ちば先生」も人間なんだな~ととても面白く嬉しくなります。
壮絶な戦争体験を知れるところが2GOOD!
戦争体験した人々も、高齢になり最近お亡くなりになることが多いです。
永六輔、野坂昭如、立川談志、そういう方々の戦争の話はとても貴重でした。また私の祖父・祖母は戦争体験者なので、当時の話をよく聞きました。
ちば先生も近年になって短編漫画「家路」、自伝「屋根裏の絵本かき」などで幼少の頃の戦争体験を描くようになりました。
今まではあまり思い出したくなかったので戦争の話は描けなかったらしいのですが、年を重ねて自分の体験を描く義務があるのではないかと自身の心境の変化を語っています。
満州から延々歩き続け、時に屋根裏部屋に身を隠し、やっと引き揚げ船に乗り、さらに父親の故郷の千葉までたどり着く1年間の過程は壮絶すぎて胸がつまります。
ですが当時の「ちば少年」は子供だからでしょうか、はたまた彼の性格なのでしょうか、毎日が死と直面していたのに、家族と長い間一緒にいられたことが楽しかったと語っているのです。
これは体験した人でないと、分からない心情でしょう。そのへんも素直に描いてあって、興味深かったです。
ぜひ若い人にも読んでもらいたい作品ですし、小学生ぐらいのお子様がいる親御さんはプレゼントしてみるのもいいとおもいます。
全ページがカラーなのがGOOD!
この漫画、全ページカラーなのです。4Pとはいえすごく細かく背景が描いてあり、隅々までよく見てしまいます。
すでにプロダクションも解散しているので、アシスタントもいない状態。ですので奥様が一部色を塗る以外は、ちば先生が全部描いています。
それは本当にすごいことですし、それが現在進行形で読めることの幸せ。この時代に生きていて、漫画ファンでよかった!!!
戦争後は、漫画家になった頃のことが描かれるのですがそれもまた壮絶です。本当に漫画家って大変な職業だとおもいますし、
読者としてその血を流すような努力で描かれていることを忘れないでいたいとおもいます。
やっぱり作画がすごくてGOOD!
全盛期の絵とはいきませんが、当たり前ですがすごく絵がうまいです!(いや~本当に当たり前ですね)
ちょっと力を抜いて、ササッと描いているように一見見えますが、これは長い間描き続けてきた人にしか描けない味だとおもいます。
パースもちょっと狂っているかなとおもうけど、心地の良い絵です。最近の絵はパソコンで描く人が多いので写真のようにかっちりし過ぎていて、どうも読んでいると目が疲れます。
人間の血が通ってる漫画。これぞ漫画だと久しぶりにおもわされました。
戦争のシーンはつらいので、日常の笑える箇所を何度も読み返しては、「うまいな~」とうなってしまいます。
他の漫画家たちもたくさん出てくるところがGOOD!
藤子不二雄A先生のエッセイにも繰り返し出てくる、漫画界の大御所たち。
「ちば先生」も同じゴルフクラブ「イージー会」のメンバーなので出て、この漫画にもたくさんの有名漫画家が出てきます。
これは漫画ファンにとっては嬉しいですね。
お亡くなりになった、手塚治虫、水木しげるを筆頭に、藤子不二雄A、さいとうかたを、つのだじろう、北見けんいち、秋本治、永井豪、などなど。
ものすごいメンバーで、それだけでも読んでいて楽しいです。
久しぶりに他の作品も読みたくなった
子供の頃から、ずっと読み続けてきた「ちばてつや」作品。
優先して読むのは新しい漫画が中心、しかも面白い漫画は次々と発表され、読む時間は通勤電車の中ぐらいしかない私は、たしかに最近昔の漫画を読み返していませんでした。
実は自分はちばてつや先生より、弟さんのちばあきおさんの漫画が子供の頃一番好きでした。「キャプテン」「プレイボール」「ふしぎトーボくん」「チャンプ(未完)」。早くにお亡くなりになり本当に残念です。
あきおさんの、満州からの引き揚げでの子供時代や漫画家時代のエピソードも描かれていますが、涙が出てきました。
「ちばてつや」「ちばあきお」作品、またその年代の漫画を本棚から引っ張り出して読んでみようとおもいます。
ぜひみなさんもこの作品を読んでみて下さいね。
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(@byebyeamaryllis)