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たくさんのサイトからのご訪問ありがとうございます!
今回ご紹介する漫画は、1983年発表の漫画です。
少し古い漫画にはなりますが、今読んでも十分楽しめる極上の作品ですので、ぜひみなさんも読んでみて下さいね。
その作品とは、ドーン!
「海街diary」などで現役で人気女流漫画家の吉田秋生先生の「吉祥天女」です!
当時購入した私のオリジナル版の単行本はかなり色褪せてしまいましたが、何度も読み直して愛読しています。
それではこちらの作品の基本情報からさっそく行ってみましょう!
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「吉祥天女」の作者って誰なの?
「吉祥天女」の作者はさんは吉田秋生(よしだ あきみ)さんです。
1956年生まれの東京都出身の女性漫画家さんです。
1977年にデビューして以来、2010年代にも「海街diary」が大ヒットするなど、長年に渡り活躍する数少ない漫画家さんの一人です。
他にも「カリフォルニア物語」「河よりも長くゆるやかに」「櫻の園」「BANANA FISH」など傑作多数。
公式には顔写真が一度も出たことがなく、いわゆる顔出しNGの作家さんです。
インタビューやエッセイなどを読むと、サーフィンやスキーやテニスなどスポーツ好きなアクティブな方で、そのへんも今までの漫画家のイメージを覆した人ですね。
「吉祥天女」ってどこで読めるの?
1983年より「別冊少女コミック」で連載されていました。
当時の単行本はフラワーコミックで全4巻でした(絶版)
2006年にはテレビドラマ化、2007年には映画化と作品発表当初のみならず、長年ファンを増やしている作品です。
現在は、小学館文庫版より全2巻で読むことができます。
少ない巻数の中編漫画なので、一気読みしたいかたにもおすすめです!
「吉祥天女」のストーリーは?
どこにでもある普通の高校へ、どこか怪しい雰囲気の美少女・叶小夜子が転校してくることからストーリーがはじまります。
同じクラスの麻井由似子は、一目で彼女に魅入られてしまいます。
親友の大野真理、クラスメートの遠野凉、涼の従兄弟の遠野暁などが関わりながら、小夜子の存在をめぐってパワーバランスの崩れた学園ではいろいろな事件が起きはじめます。
叶家や遠野家の秘密が徐々に明らかになっていくなか、小夜子の真の目的は何なのか?
衝撃的なラストに息を呑む、サスペンスタッチのミステリー青春漫画です。
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「吉祥天女」3つの「ハッとしてGOOD!」おすすめポイント
3つの「ハッとしてGOOD!」とは、当サイトの管理者ポーが「独断」と「偏見」と「心強さ」を発揮して、
「吉祥天女」の好きなポイントを3つ挙げて、みなさんにこの作品をおすすめするコーナーです。
話の構造上重要なネタバレをしてしまう箇所がある場合がありますので、知りたくない方は作品を読んでから、目を通して下さいね。
ニューウェーブタッチの絵柄が最高 1good !
「吉祥天女」の頃の吉田秋生先生の絵柄は「海街diary」などの今のタッチと随分違います。
この頃の吉田秋生の絵柄はいかにもニューウェーブ、かなり「AKIRA」の大友克洋の絵柄に似ている部分があります。
ちなみにAKIRAは1982年の12月号から発表された作品なのでこの2作品はほぼ同時期の漫画なんです。
一つ前の吉田秋生の名を世に知らしめた弱冠20歳の代表作「カリフォルニア物語」の絵柄も衝撃的でしたが、まだ少女漫画の描き方が残っていました。
「吉祥天女」は扉絵などもすごくかっこいいので、まずは絵柄先行で読んでみてもらいたいぐらい作画が最高です。
お家騒動サスペンスで怖い 2good!
内容のほうに目を向けると、ストーリーの核なるものはいわゆるお家騒動ものです。
いろいろな人の欲が入り乱れていて、横溝正史の金田一シリーズにも少し似た土着系サスペンス好きにもおすすめの作品です。
叶小夜子の妖艶で怪しくときに儚げなキャラクターは、実写化もされていますがやはり漫画だから説得力がある設定ですね。
人間の本質や裏の顔が見れて、1人で読んでいるとぞっと怖くなる作品です。
女性とはなんなのか考えさせられる 3good!
お家騒動が話の中心ですが、やはりこの作品は女性とは?を考えさせる作品だとおもいます。
こういう漫画を描かせたら吉田秋生は天下一品です。
まず冒頭の由衣子が生理痛で学校に行きたくないというところからはじまるところも意味深。
小夜子も女の妖艶さを武器にしながらも、実はさっぱりした女々しくない男勝りな性格です。
女性特有の集団生活での陰険さや、少女期の男性に対する憧れと嫌悪などもよく描かれていて、話の主題と絡みながらすごく展開が上手ですよね。
さらに吉田秋生のすごいところは、男の性(さが)も同時に描くことができることですよね。なぜ男の気持ちがこれほどまでにわかって描けるのか?
この作品は小夜子という1人の少女の存在によって、少女や少年が大人になること受け入れることが主題の実は青春漫画です。
そうすると悲しい結末にも、なぜか爽やかな風が吹き抜けるこのラストは本当に秀逸です。
冒頭の由似子と、ラストの由似子の心の変化がさらりと巧みに表現されていて感動します。
何度読んでも素晴らし作品ですので、ぜひみなさんも一度読んでみて下さいね。
では最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(@byebyeamaryllis)